中国や韓国と違って日本の医師免許制度では西洋医学の教育を受けた私も漢方薬を処方できるのです。精神科領域では先に述べたように、線引きの難しい「不定愁訴」と呼ばれる訴えが頑固に続く場合があります。原因を心理的・社会的・生物学的な方面から探りながら漢方薬による改善効果を期待します。漢方医学は西洋医学と根本的に方法論が異なります。
日本漢方は古方派(こほうは)の流れで研鑽し日々精進しています。漢方は奥が深いので本来の湯液(煎じ薬)はまだ処方できるほど漢方の医術を極めていないのですが保険診療の範囲内で漢方エキス製剤を処方いたします。煎じ薬が必要そうな場合は他院紹介も可能です。
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